あっぱれ!人生初の富士登山体験(富士宮登山口~宝永山~御殿場ルート~富士山頂)

7STEP編集部 David7STEP編集部 David 公開日:2018/08/10 1,107


今年のはじめに社内で「日本人として一度は富士山を登っておかないと」という声が上がり、筆者は日本人ではありませんが、のっかることにしました。

社内で富士山登頂メンバーの募集をかけたところ、8人の有志が集まり、4つの登山ルートの中から一番距離が遠く厳しいことで知られている御殿場ルートをメインルートとして(富士宮登山口~宝永山~御殿場ルート)登頂することが決まりました。

今回は残念なことに山荘の予約などが間に合わず 、御来光を見ることができない日帰り登頂になります。  

1日のなかでも天候が読めない富士山だかろこそ、チェックリストを作成し登山用道具を買ったり、レンタルするなど万全の準備をして当日富士山頂へ挑みます。 

日本人なら一度は登ってみたい山と言われる日本最高峰「富士山」!幸い天候にも恵まれ本当に素晴らしい登山体験ができましたので登頂までの記録を共有させていただきます。


一番過酷な御殿場ルート (富士宮登山口~宝永山~御殿場ルート) で富士山頂へアタック

もう少しコースに関して説明すると、今回の登頂ルートは富士宮口から富士山入り、1707年の噴火後に作られた宝永山に向かい、その後富士山登山ルートとしてもっとも長い御殿場ルートを利用して富士山頂へ至る計画です。

当日は明け方から登頂スタートの予定でしたので、前日に御殿場駅周辺のホテルで宿泊し、午前3時に集合しました。ただほぼ全員が生活リズムの変化へ対応できずもうろうとしていました。。。

集合場所からタクシーで約1時間ほど走って富士山の標高2,400m時点に到着しました。

富士山五合目付近は東京の蒸し暑い熱帯夜とは正反対で、車から降りた瞬間、肌寒さを感じました。みんな本能的に長袖を取り出し重ね着をしたり、レインウェアを利用して防寒対策を施しました。


夜中4時ぐらいでしたが、正直こんなに冷え込んでいるとは思いませんでした。やはり準備は大事です。早速、富士宮五合目で記念撮影をしました。


各自準備していた朝食を食べていると日が昇りはじめ周りが明るくなり始めました。いよいよ登頂スタートです。


登山口を入ってすぐ富士宮ルートにある「富士山五合目標高2,400メートル」を知らせる板標識です。午前4時38分ごろの写真ですが、あたりは信じられないスピードで明るくなっていきます。


道も整備されていますし、周りにもまだ緑が残っているので、気持ちよく出発する事ができました。まだこの時点では、富士山登頂の厳しさより初めての富士山登山に感動しながらもワクワクしています。


登り始めてから約25分ほどたって現れた最初の山荘である雲海壮です。ここが六合目に当たる場所ですが、思った以上に早く到着したのでこのペースだと予定より早めに登頂できるのではないかとみんな初心者らしい会話を交わしていました。


富士宮ルートから宝永山方面へ

午前5時の時点でしたが雲がかかっており、早速、富士山ならではの風景を演出くれました。寒くもなく晴れた天候だったので、少し休憩時間を取ったあと、富士宮ルートから離れ宝永山方向へつながるわき道へ向かいました。
  

宝永山は宝永4年(1707年)の宝永大噴火で誕生した山で、こちらの写真でも書いてある通り、富士山最大の側火山であります。宝永大噴火以降は富士山は噴火していませんが、その噴火の威力は十分予想できる程の迫力あるスポットです。皆さんも富士山に登る際にぜひ寄ってみてください。



実際に噴火し形成された火口です。自然の大きな力を感じさせられました。

写真で見るより実際目の当たりにした時の迫力は半端ないです。



火口を通ったあと御殿場ルートとの合流時点まで登ると宝永山の頂上へつながる平道が出てきます。平道って本当にありがたい限りでございます。


歩いて約10分で宝永山の山頂にたどり着きます。ここ宝永山頂からの眺めは富士山でも有名で一度は行くべしだと思いました。


標高2,693mの宝永山を後に我々は本格的に富士山頂上を目指し御殿場ルートへ移動しました。少し休憩もしましたので皆さん元気よく前に進むことができました。これからが富士山登頂の正念場です。

宝永山から御殿場ルートへ


いよいよ突入した御殿場ルートですが、写真を見てわかるように小さい植物が点々と散らばいているだけで美しい景色などは期待できません。富士山ならではの独特な風景が広がります。この日は天気が良かった分、日差しが強かったのですが、気温的には登山に最適でした。



五合目付近の富士宮口から約3時間で七合目につきました。チョコレートやエナジーゼリーなども含め水分補給しならがほどよく休憩時間を取りました。



七合目から八合目の間には「日の出拝観絶好の地」と書かれている、実際に富士山頂まで行かなくてもきれいな日の出が見られる場所があります。



そこから少し進んだ七合五勺標高3,090m時点にある砂走館で昼食を食べることにしました。




あいにくカレーや朝定食が売り切りでやむを得ずラーメンを頼むことにしました。

予想通りインスタントラーメンが出てきましたが、最近食べたどんなラーメンよりも断然美味しかったです。水なども貴重な場所ですのでこのような汁物を食べられるだけでも感謝の気持ちでいっぱいです。本当に美味しいラーメンありがとうございました。

 

昼食を食べた後の山荘内での登山隊の様子ですが、疲れ果てています。これが富士山登頂の長い道のりを象徴しているように見えますが、試練を克服した後は富士山の素晴らしい風景が我らを出迎えてくれるはずです!


登山中によく見かける白くて可愛い植物は、主に本州高山の岩や砂利の中で生息している「イワツメクサ」というナデシコ科の植物です。この花はこの過酷な環境の中、小さいけれど力強く咲いており、その可愛さに癒されました。

ひたすら登り続けて、ようやく赤岩八合目に到着です。標高は3,300m!

名前の通り赤岩で埋め尽くされているイメージがある場所でした。予定より少々遅れてのペースでしたが、順調に登っていて八合目に着いたのが10時10分でした。

あと約2時間前後で富士山頂へ到着できる地点でしたが、これからの道のりがかなりきつく大変でした。


超過酷!!八合目から山頂まで


砂走館を出て結構歩いた気がしますがまだ九合目が現れません…本当にキツイ。

いつこの道から脱出できるのでしょうか…あまりの御殿場ルートの厳しさに、このルートを選択したのは間違いだったかもしれないと思いはじめました。

写真のように八合目から終わりなきジグザグの赤岩道が続いています。山頂が目の前にあるように見えますが、登っても登っても頂上が現れません。

気持ち的には折れていましたが前に進まないと下山できないので頑張るしかありませんでした。みんな頑張れと言いたかったのですが声が出ませんでした。


高度が高くなればなるほど植物もいなくなりますし、様々な火山岩のみが永遠に続きます。



諦めかけたその瞬間、遠くに白い鳥居が見えてきました!!もうすぐ富士山頂だと思うと、もう少し頑張れる気がします。


山頂近くの鳥居が見えて来たのでいよいよ山頂です。断念しなくて本当に良かったと思う瞬間でした。白い鳥居の先はいよいよ「富士山頂」到着です。


山頂から見た富士山噴火口の風景ですが、迫力満点で天気も良く、火口の底まではっきり見えました。富士山の規模や偉大さに圧倒された瞬間です。

今回は天候も良く雨も降ってなかったので最高の天気に恵まれましたが、思っていた以上に厳しい道のりでした。

その反面、登頂後の達成感は尋常じゃなく、やはり一生のうちに一度は登っておいてよかったと思いました。


富士山登頂を終えて


富士山登頂はめっちゃくちゃ大変で、ゆえに苦しさを乗り越えて山頂に立った時の感動は何ものにもかえがたい体験となりました。

が・  ・  ・

他のメンバーはどうかわかりませんが、おそらく筆者はもう二度と富士山に登ることはないかな。。。


それから、やはり日本最高峰の高い山ですのでしっかりとした登山準備が必要だと感じました。

筆者が登頂した日はたまたま天気に恵まれた日でしたが、山はいつ天候や気温の変化が起こるかわかりません。さらに天候だけでなくケガをすると本人だけではなく一緒に登っているメンバーにも迷惑がかかります。

ですので、富士山登頂を目標にして富士山を訪れる場合は必ずしっかりとした登山準備してください。


それでは皆さんもこの日本一の山「富士山」に、是非チャレンジしてみてください!!



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