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火星移住計画現時点では不可能:NASA発表

7STEP編集部 David7STEP編集部 David 公開日:2018/08/04 1,046


アメリカ電気自動車大手テスラ自動車のCEOイーロン・マスクは2014年9月に新しい取り組みとして数十年のうちに約100万人規模の火星移住計画を実現させると発表しました。


その後、実際にイーロン・マスクはリユースできる巨大なスペースロケット 「ビッグ・ファルコン・ロケット(Big Falcon Rocket、BFRと呼ばれる)」 の開発や様々な火星移住に関する研究を6,000人以上の体制で行っているようです。


イメージ:Falcon Heavy & Starman

現在は改良型でリユースできる巨大なスペースロケット 「ビッグ・ファルコン・ロケット(Big Falcon Rocket、BFRと呼ばれる)とFalcon9など」を開発・改善しています。



スペースシャトルの開発の動画をみると本当に火星への移住がすぐ実現できそうな気がしてきますが、今回は火星移住の前提条件となる大気造成に関する課題を中心に紹介します。

イーロン・マスクの火星移住計画を実現するためには?

結論から言ってしまうと、現時点での技術や人類が把握している資源では火星に液体状の水を安定的に維持できる大気を作る事が難しいとのことです。

※地球は大気があることで水と液体の状態で保つことができています。

すなわち、火星移住計画を実現するためには想定以上の時間を要するということです。

実際、火星に人間が移り住むためにはいろんな課題が山積しています。すぐ思い浮かべる問題だけでも宇宙放射線の問題、水の確保(正確には水を溶かしてすぐ宇宙空間へ蒸発しないよう大気を安定させることが必要)、人々の安全な輸送方法、エネルギーや食材の自給自足システム構築、地球との通信問題などです。

その中でも地球同様、生命に必ず必要とされる水の確保は一番優先順位が高い問題なのです。ロケット技術が発達し安全に人類を運べることができたとしても、火星で長く住む条件を整えなければ実現できないからです。

安定的な大気を作り出す事はなぜ難しいのか

火星の北極には火星全体を水深約8mぐらいの量で覆えるだけの凍った水があるとの探査結果がありますが、その凍った水を溶かし使用すればエコシステムを構築できると思われます。ただし、火星は地球とは違い大気が薄いため北極の凍った水を液体状態に変えれたとしてもすぐ蒸発してしまいます。



ですので、アメリカのNASAでは、地球と同じように一定の温度を保つ大気状態を作り出すため火星の土壌にある二酸化炭素を活用する方法の研究を続けております。この研究プロジェクト名はMAVEN( Mars Atmosphere and Volatile Evolution mission)と言います。

MAVENプロジェクトを遂行する科学者によると、現在の科学技術では加熱によって土壌の二酸化炭素 (CO²)を引き出し大気に保たせる事は難しく、温室効果で火星の温度が一定水準を保つようになるためには10000年もかかるとの試算があるようです。現実的に今の技術だけでは不可能とのことです。

もし時間をかけて大気つくりを進行させたとしても、温度が上昇し溶けた水が宇宙空間に即蒸発してしまうため生命が住める環境を作り出すのは困難であることがわかったのです。

火星移住計画がいつ実現できるかわからないがずっど応援したい




今後、新しい技術や革新的な物質などを開発しなければ、解決できないと思われる問題なので数十年のうちに火星移住計画の実現は難しいと予想されます。ただし、人類の大きな挑戦でありながら夢でもあるこのような宇宙開拓プロジェクトはいつか実現できるものだと信じています。我々が生きてるうちに火星旅行や移住が可能になるよう期待を込めて応援していきたいです。

参照記事:NASA says nobody—not even Elon Musk—can terraform Mars
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