アトピーの人が気を付けるべきスキンケア&食品選び

7STEP編集部 公開日:2018/05/14 1,079


アトピー肌の方はスキンケアアイテムを選びますよね。わたし自身も幼少期からアトピーで、今でも苦しめられていますが、今回はそんな肌質を抱えた人の、正しいスキンケア方法をお伝えしていきます。

アトピーの場合、肌はどうなっているの?

アトピーの人はバリア機能が弱まっているため、水分が蒸発し乾燥してしまいます。そして、乾燥した皮膚は外部からの刺激に弱く、かゆみを感じるようになります。 そこでかいてしまうと、傷口が悪化してさらに外部からの刺激に弱くなります。アトピーの方の多くはそれを繰り返してしまっている状態なのです。

アトピーの人が注意すべきポイント

アトピーの人が注意すべきポイントをまとめました。取り組めていない方はスキンケアと一緒に取り組んでいきましょう。

適切な保湿を行う


アトピーの治療にはかなり多くの説がありますが、「保湿をしっかりする」ことは多くアトピー専門家が唱えている共通項です。

アトピーの人は皮膚のバリア機能が弱いので、保湿によって補う必要があります。

保湿剤を選ぶ際に、おすすめの成分

アトピーの方が皮膚のバリア機能を整えるために必要な成分は、大きく3つの種類があります。

 ① 皮膚の内側で、角質細胞の“内部”に水分を補ってくれるもの 代表的な成分:ヒアルロン酸(アミノ酸が何重にも重なっている)

 ② 皮膚の内側で、角質細胞の“外側”に、間を埋めるように水分を保ってくれるもの 代表的な成分:セラミド

③ 水分を逃がさないように、皮膚の外側を強化してくれるもの 代表的な成分:スクワラン 上記3種類の成分をしっかりと補うことが重要です。乾燥を防ぎ、皮膚のバリア機能を高めるためにも、しっかり保湿を行いましょう。

これらの成分に気を付けよう

アトピーの人は気を付けたほうがいい成分があります。

① 尿素
② 石油系界面活性剤
③ アルコール(エタノール)
④ 合成着色料
⑤ 香料

これらの成分は肌に刺激を与えます。

アトピーの方は肌が弱いので、避けるようにしましょう。ただ、尿素に関しては使い方によっていい効果を示す場合があります。固くなった角質を柔らかくする効果があるのです。

しかし、角質が固くなっていない部分に塗ってしまうと、肌荒れの原因になります。 (尿素に関して詳しい説明は、こちらの記事 エイジングケアアカデミー 参照:尿素のメリットとデメリットは?エイジングケアの視点から に詳しく書いてありますので、気になる方はご覧ください。) このように、使い方によっては上記全てが「悪」ということではないのですが、普段使い用では避けるのが無難です。成分を気にしながら、スキンケアアイテムを選んでみてください。

肌を清潔に保つ

アトピーの人は特に肌を清潔に保つことが大事です。汗をかいたらすぐにシャワーを浴びるなど、普段から気を付けていましょう。 入浴の仕方にポイントがいくつかあります。

お湯の温度は熱くしすぎない

お湯の温度を40℃超えていると、体が温まりすぎてかゆみの原因になります。少しぬるめの温度に設定するようにしましょう。

入浴中でなくても、体のほてりはかゆみにつながります。

かゆい部分は水をかけたり、保冷剤をあてたりして冷やすことも、かゆみ抑えることに役立ちます。 毎日のお風呂で体を温めすぎないようにしましょう。

シャンプー・ボディーソープは無添加・無香料

シャンプー・ボディーソープ・手洗い石鹸なども”基本的には”無添加・無香料を選びましょう。

しかし、人によって合う・合わないはあります。

無添加・無香料だからといって、合わない場合もあります。使ってみて、肌に問題がおきないものを使いましょう。

しっかり泡立てる

洗うときは必ずしっかり泡立てるようにしましょう。洗髪・洗顔・体を洗うとき、どの時も泡立てます。

石鹸や目の粗いスポンジ・タオルを直接肌にあてると、肌を傷つける原因になるのでやめましょう。

 泡立てネットを使ってしっかり泡立てます。それか、もともと泡で出てくるタイプのものは便利です。できれば、泡立てネットでしっかり泡立てたほうが、キメが細かくなりおすすめです。

お風呂からあがったらすぐに保湿する

お風呂からあがると、皮膚の油分が流された状態なので、すぐに乾燥していきます。

入浴後、5分以内に保湿するようにしましょう。 これは、症状が軽いときでも毎日行います。アトピー体質の人に乾燥は大敵です。

お風呂がピリピリ感じるなら

お風呂に入ってピリピリと痛みを感じるなら、水道水に含まれている塩素で肌がダメージを受けているかもしれません。

シャワーのヘッドを塩素除去ヘッドに取り換えてみましょう。 入浴する場合は1番風呂を避けるか、アスコルビン酸を0.2g~0.5g程浴槽に投入すると塩素を除去できます。

アスコルビン酸は近くの薬局・通販などでも簡単に購入可能なので、ピリピリと痛みを感じる方は試してみてはいかがでしょうか。

 アトピーの人にとって塩素が皮膚に悪影響を与えることは、大規模調査や研究により裏付けされています。詳しくはこちら (アトピーチャンネル 参照:【早坂先生第10回】塩素が関係?お風呂のお湯が皮膚にしみる? をご覧ください。 

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病院で治療を受ける



 取り組んでいる食事療法・保湿方法があり、しっかりしたプランをもって病院にあえて通わない方がいますが、そうでなければ病院で治療を受けましょう。

 逆に、病院に通いたくない人(ステロイドを使いたくない人)は、正しい食事方法・保湿方法を含めたしっかりしたプランを持つことが重要です。

薬剤師の方が書いている記事がありました。こちらも参考にしてみてください。「アトピー ステロイドを使わないスキンケア方法」

食事に気を付ける


アトピーが悪化してしまうのは、食事が大きく影響を与えているといわれています。かゆくなる注意すべき食品、アトピーに良いとされている食品をそれぞれご紹介します。

これを食べるとかゆくなる。注意すべき食品

一般的にかゆくなってしまうといわれている食品があるので、ご紹介します。

これらは、全く摂取してはだめ!ということではなく、1日の過剰摂取は控えましょう。というものになります。 また、アレルギーは人によって違いますので、アレルギー検査をしてあなたに合わない食品を知っておくことをおすすめします。

以下は、一般的に食べすぎないほうがいいといわれている食品です。

① 乳製品

乳製品は消化しづらく、胃腸に負担をかけます。 牛乳・卵・ヨーグルト・チーズなど。

② 肉 特に、牛肉・鶏肉。

1日40g~60gの摂取を目安にしましょう。

③ 甘く、高カロリーなお菓子

胃腸の機能を低下させます。また、体をほてらせる効果もあるので、かゆくなってしまいます。 チョコレート・クッキー・アメ・キャラメル・スナック菓子など。

④ 冷たいもの 冷たいもの

体の中で温める必要があり、その分胃腸に負荷がかかります。 アイスクリーム・冷たい飲み物・かき氷など。

⑤ 味の濃いもの、脂っこいもの

消化しづらく、胃腸に負担がかかります。 焼肉・中華料理・ステーキ・天ぷら・とんかつ・グラタンなど。

⑥ 一品ものの食事 タンパク質・炭水化物・脂質・野菜類(ビタミン・ミネラル・食物繊維)

摂取する必要がある大事な栄養成分ですが、丼ものなどは栄養バランスが偏りがちなので、避けましょう。 もう一度書きますが、上記の食品は「全く摂取しなければいい」というわけではありません。

むしろ、少量なら摂取したほうがいいものもあります。何日も連続で食べたり、1度に大量摂取したりしないようにしましょう。

アトピーに良いとされている食品

基本的には「和食」が日本人の体には合うようです。

アトピーによいとされている食品は以下の通りです。

① 魚・貝類・豚肉 干物・焼き魚・煮魚・生よりは加熱された魚など。
② 米 できれば白米よりは玄米・雑穀。
③ 野菜 海藻・豆腐・キノコ・緑黄色野菜。

 一気に食事改善をするよりは、「魚料理の頻度を増やしてみよう」、「お味噌汁にわかめを入れてみよう」というように、少しずつ楽しく取り入れていくようにしましょう。

 かゆくなってしまう食品も、「これは絶対ダメなんだ」と思いすぎずに、少し減らしてみたり他のものに置き換えてみたりして、ストレスなく食事改善してみましょう。

スキンケア及び食品選びと共に大事か事はメンタルケア

アトピーがひどくなると、「なんで自分ばっかり…」とストレスに感じてしまいますよね。実は、そのストレスもアトピーにはよくありません。

「スキンケアを意識したら、少し改善した。」
「食事を少し変えただけで、かゆみが減りだいぶ楽になった。」

このように前向きにアトピー改善に取り組めるといいですね。

ひどくなってしまっても、「そういうときもある。」とあまりイライラしないようにしていきたいものです。

ストレスも、アトピー悪化につながってしまうといわれています。 アトピー肌の方は気を付けないといけないことも多く、大変かもしれません。

しかし、様々なことに気を付けていけば「生活習慣病の対策」など、健康面にもつながるはずです。

 原因もはっきりしておらず、いつ治るかもよくわからないので不安もたくさんあると思いますが、前向きにあなたに合う改善策を探していきましょう。

この記事の参考URL

この記事は、主に九州大学皮膚科教授の古江増隆先生が書かれたこちらの記事を中心に、

以下の、医師の方・病院・薬局が書かれた記事を参考にして執筆しました。(全て2018/5/7閲覧)

上六ツ川内科クリニック「薬に頼りたくない人必見!アレルギー専門医がすすめるアトピー性皮膚炎改善の方法とは?」
スキンケア大学「大人のアトピー性皮膚炎の特徴と治療、保湿ケアについて」
スキンケア大学「アトピー性皮膚炎の症状と治療方法」
一般財団法人 加古川医師会「No.53アトピー性皮膚炎のスキンケア」 ・サダ薬局「食事、嗜好品」
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